マイ・カルチャー日記

日々触れる映画・音楽・書籍を残さず飲み込み、形にしたい

寝ても覚めても

人に恋する人生は、川の流れのよう。

言葉数少ない朝子だが、リョウヘイを見る視線の先には麦がいて、

リョウヘイを愛する気持ちは、麦への思いと重なりあっている。

まるで水滴の一粒一粒が合わさって川となり、先へ流れるにつれて複雑に混ぜ合っていくように。

 

その川は、汚いのか、きれいなのか。

相手を思い、許し、先へ流れ続けていくことができれば、

その川は涸れずに大海へとたどり着く。